若さ特有の魅力か、成熟した大人の魅力か

「歳を重ねる事で、若さ・美貌といったものは失われていくので、中年以降は、内面的な輝きとか、そういったものがその人を測る指標になる。」というコメントを見た事があります。また、この手の発信は、美容・化粧品業界・女性向け雑誌のWeb版でよく見かけます。
しかし、若さ・美貌に強い価値を持ち、拘り続ける人は、それは耐えがたい事だと思います。

芸能人も、10代の時は「フレッシュさ」「青春」「純粋」「清楚」「透明感」「快活」「同年代の憧れ」といった売り出し方をしますが、大人になるとその年代にあったイメージに変えていきます。

また、内面ですが「歳を重ねる程、性格が穏やかに、包容力があり、人間的魅力が増す」人もいれば、逆に「自分本位な言動が増えたり、短気になって怒りやすくなり、愚痴や文句ばかり言うようになってしまう」人もいます。
そのため、子供達からは「怖いおじさん・おばさん」というレッテルを張られるようになります。そして、本人は「こんな大人になりたくない」と子供の時に思っていても、そういう大人になってしまう人が大半です。

しかし、大人になると、本当に殆どの人はそうなるのでしょうか。「暗い・汚い」は、決して良い言葉ではないですが、子供達は一部の大人達に対してはそう思っているでしょう。これは、外見的なものと内面的なものとあり、この頁では外見的な話をします。
※内面についての解説は「大人は暗い・汚い」と子供が言ったら、どう答えるか

生きている時間が子供より長く、外界からの刺激・身体の使用度の違い

当然な話ですが、生きている時間が長い程、内臓もそうですが、人体を覆う皮膚も外界からの刺激を受ける時間が長い事になります。
しかし、人間は細胞で成り立つ生命体で、再生する事ができます。肌の場合はそれをターンオーバーと呼びます。但し、これが歳を重ねるとサイクルが崩れる、大幅に遅れるか、長期間止まってしまうのです。

幼い子供が肌が綺麗なのは、紫外線等の外界の刺激を浴びる時間が短い、なおかつ成長ホルモンにより再生力が強い、そのサイクルも早いので、衰退しないうちに再生するのを繰り返すからです。
しかし、これが崩れる理由は、機械のように使用年数だけではないです。何度も言うように人間は再生可能な生命体です。
この再生サイクルを崩す要素が増えるので、身体が衰退、外見的にも魅力が損なわれるのです。

再生サイクルを邪魔するのは、
悪玉性ホルモンが、成長ホルモンが減少した後に大量分泌されてしまう事にあり、
それを助長するのは
・飲酒や喫煙
・暴飲暴食と肥満
・身体形成に必要な栄養素の欠如と過度なダイエット
・精神的なストレス
・過度な紫外線や外的刺激を浴び続ける
・強度な性欲と性生活
・運動をしない、発汗が無い
・目の疲れと脳の疲労
・姿勢の悪化による体幹の崩れ
により、血流が悪くなり、細胞分裂が低下して、内臓も含め、身体全体が酸化・脂化・糖化、硬直化していく事にあると思います。

また、悪玉性ホルモンは、例えば男性の「ジビドロテストステロン」の場合、生えてほしくない箇所に無駄毛を発毛させ、頭髪は阻害してしまうという、本来の「美しい」外見を崩してしまうのです。次で解説します。

善玉ホルモンよりも、外見の魅力を損なうホルモンが増加するから

人は、誕生から20歳位まで、何故「成長期」なのかですが、その間に「成長ホルモン」が大量に分泌されるからです。そのため、細胞分裂が激しく、再生力も強いです。人間の身体の基本形を形成する時期、その後の身長や体重が増加する時期で、衰退は天性的な病がない限り、起こりません。

10代になると、成長ホルモン以外に「性ホルモン」が増えていきますが、これは幼少期は性器を形成するのに使われたものですが、思春期以降は男女の身体的・精神的特徴を促すものとして機能し、その量も増えます。
しかし、20代以降、成長ホルモンが減り、性ホルモンが主になりますが、厄介な事に、性ホルモンのうち、善玉ではない身体の外見を悪化させる悪玉の性ホルモンが優勢になっていきます。
男性の場合は、善玉が「テストステロン」悪玉が「ジビドロテストステロン」と呼ばれます。悪玉としていますが「テストステロン」が強度になったものです。
女性の場合は、更年期になると女性ホルモンそのものが減少します。

このように、ホルモンバランスが10代の時とは違う状況になり、それが身体・外見に影響するので、老けた、前より体が汚くなったと思われます。
男性の場合「ジビドロ」が強く、体内の還元酵素の受容体の感度が高いと、頭髪が減ったり、毛深くなる、毛穴が広がり、体臭が強くなる可能性があります。
そして、これは遺伝や生活習慣によるものが大きいです。

頭髪については、ただ髪の本数が減るだけでなく、髪が細い繊毛、縮毛になり、髪にボリュームが無い、弱い髪質になり、そういった毛髪は直ぐに抜けて成長しない、というのもあります。10代以前の子供達の髪質は、髪の毛が多い、しっかりして、艶やかなイメージがあります。これは、栄養が行き届いてるからですが、これを促すのが「成長ホルモン」で「悪玉ホルモン」が無いので、髪の成長を邪魔されないのです。

よく、実年齢で「中年」になると、外見だけでなく雰囲気や言動も「おじさん・おばさん」っぽくなる人が増えますが、この性ホルモンの作用ではないかと感じてます。

「テストステロン」は、精神面での影響が強いとされ、性欲が強くなる、ポジティブ、アグレッシブ、行動的になります。しかし、それが強度になると、言動に品が無くなる、暴言を吐く、威張り散らす、所謂厄介な「お兄さん」飛び越えて「おじさん」になってしまいます。
断言できないですが、これは「ジビドロ」の作用でしょう。また、反面、男性がネガティブな気持ちになるのは「テストステロン」が少ないからと言われています。

なお、成長ホルモンが分泌される場所は脳下垂体であり、性ホルモンは、脳からの指令で生殖器にて分泌されます。そのため、精神的なものと、性的な欲求や行動が、ホルモンバランスに全く影響しないはずがないと私は考えています

中年になると、男性の魅力を支えた「テストステロン」よりも、外見で悪影響な「ジビドロ」が増えるのであれば、何故、中年になると、体臭が臭い、外見が悪くなる「おじさん」が増えるかが理解できます。
悪玉ホルモンと外的刺激、内臓の衰退により、身体が全体的に酸化してしまうという事です。細胞が酸化すると、体内の分泌物も酸化するので、臭いになります。
酸化すると、肌も、しみやしわができて、細胞再生力が衰退すると、そのまま残ります。

遺伝も理由であれば、男子の外見は、父親・母方の祖父に似るとされるので、話し方や声質、そして言動や興味・関心、人生の歩みまで似てしまうのではと思います。
仮に、父親が性欲が強くて女遊びが激しかったなら、父親と同じ環境が整えば、息子も同じ行動をする可能性がありますが、これは性格と性欲の遺伝作用かもしれません。

また、女性の場合は殆ど「エストロゲン」が分泌されますが、男性ホルモンも僅かに分泌されます。この「エストロゲン」は、更年期になると減少しますが、男性ホルモンは残ります。そのため「女らしさ」「母性」という女性の身体的魅力が中年になると変わってしまう人が多いのも、ホルモンの作用でしょう。
もし、女性らしさが微塵ともない、言動や外見がおじさんっぽいおばさんは、この女性ホルモンが非常に少ないのでしょう。

もし、世界に「歳をとらない」正確には「歳をとるペースがスロー」な人がいれば、成長ホルモンがまだ分泌され、悪玉の性ホルモンが少ないのかもしれません。
もっとも、これは、先述した紫外線や外的刺激による肌へのダメージ、飲酒や喫煙、暴飲暴食や肥満等の生活習慣の乱れ、ストレスは考慮していません。

視力の悪い人が増え、眼輪筋が衰退し、周囲にしわができる、頭髪に悪影響だから

私の全くの主観ですが、視力の悪い方、近視で眼鏡をかけている方は、中高生あたりから視力が悪かった可能性があります。その理由として、勉強だけでなく、インドア趣味、TV・PCやスマホ等の画面を見る時間が長い事が挙げられます。そして、そういった方がデスクワークをすると、更に視力が低下します。
アスリートは視力が良くないと出来ない職業ですが、元々、幼少からスポーツをしている方はインドアではないので、視力が良いです。

そして、不思議なくらい、視力の悪い大人は、額が広く、頭髪が薄い人の割合が高いです。
眼精疲労が頭髪に悪影響という情報はあります。また、デスク系の方は頭脳戦なので、頭に神経を使う事が多く、運動も少ないので、そういう意味でも関係性がある気がします。
男性の場合は、スポーツしない人は「ジビドロ」が体外に排出されないので、体内に滞留すると、頭髪やその他要素に悪影響を及ぼすと言えます。

身体・顔のシルエットが丸から四角になるから

これも個人差がありますが、あるファッション雑誌のWeb版では「女性は20代から30代になると、顔のシャープさが崩れて、四角い形状に近づく」とありました。
また、男性においても「顔の額が歳を重ねるにつれて、ゴツゴツして硬く、なんだか頭蓋骨が肌に出っ張る」ような発言もありました。
一部サイトでは「歳を重ねると、頭蓋骨は、男性の場合、目の上の眉部や、頭蓋骨の上部が膨張する」「男女共に、眼球周囲のくぼみが拡大、鼻の孔も拡大し、10代とは全く違う形になる、骨の変形で筋肉も肌も連動する」とあります。

それらの真偽は問いませんが、これは人種や民族、つまり遺伝によって、かなり個人差がある話です。
骨の場合は、吸収して削れる部位と、膨張する部位が、10代の成長期と異なる、だから「おじさん・おばさん的な頭蓋骨になるから、それを覆う筋肉や皮膚も移動せざるを得ない、更にコラーゲンや水分が無くなるから、重力で皮膚が垂れてしまう」という事でしょうか。

私は、美容外科や整形外科ではないので、何とも言えませんが、骨が変形するのは恐らく、高齢者の骨粗しょう症の頭蓋骨版ではないかというより、手足や背骨、骨盤に限定して骨粗しょう症が起こるはずはないと思います。
幼い時から、骨の原料であるカルシウムを大量に摂取した人は、骨も衰退しづらいでしょう。現在、日本人高齢者の多くが、骨粗しょう症ですが、その理由は、2024年現在、高齢の方がまだ子供だった時は、カルシウムやたんぱく質の摂取量は非常に少ないです。当時の小学生は、まだ学校給食も不味く、粉のような牛乳で、給食の不味さで食べなかった子供もいました。
アメリカ人が高身長で、大柄な体躯で筋肉質な方が多いのは、遺伝だけでなく、食生活・生活習慣、加えて運動習慣です。
また、韓国人の平均身長は、1990年以降の30年で、日本人平均を超えましたが、その理由も、食生活でしょう。

骨の衰退は、姿勢も影響していると思います。
日本人は猫背が多いですが、これはデスクワークの従事者が多い事、PC・スマホ等のデジタル媒体の普及率が高い、インドア人口が多い事にあります。また、日本は元来、畳生活で、遺伝的には、先祖の農作業の姿勢による骨格も影響してます。そのため、日本人の多くは骨盤の位置が低く、脚が短いので、胴長なので、脊椎が曲がりやすくなります。
対して、骨盤の位置が高く、なおかつ骨や筋肉が柔軟に動かせる人は、姿勢も良いです。モデルやヨガのインストラクターはそうでしょう。

骨の形成は子供の時からの食生活、姿勢は日々の自覚と先祖の遺伝と生活様式、そこに運動とホルモンバランスが加わります。
もし、頭蓋骨の年齢経過における変形が事実なら「成長ホルモン」が多く分泌され続け、悪玉ホルモンの分泌が少ないなら、それを防ぐ事は可能かもしれません。

子供達が言う「おじさん・おばさんは顔がゴツゴツする」は、悪玉ホルモン、ストレス、悪い姿勢の恒常化が原因で起こる、骨の膨張と衰退により、10代の時の形状が変わってしまう事にあるのかもしれません。

最後に、身体の弛みですが、それは重力の影響と言われてますが、年齢を重ねると、筋肉量が減り、骨も密度が減るとされるので、支える骨や筋肉の強度が弱まると、脂肪や皮膚も垂れるのは理解できます。
重力の影響は、本体にしっかりと連結しているものであれば外れる事はないはずですが、恐らく、骨や筋肉の強度が弱まり、繋がる接着度も弱いと弛んでくるのではと思っています。また、硬い筋肉ではなく、元から脂肪や水分で身体が膨らんでいた方は、早いうちから垂れやすいです。太っていた人がある程度の年齢になってから痩せた場合、脂肪を覆っていた皮膚が弛んだままになる事があります。
故に、骨や筋肉が強度で密度も高い、それでいて脂肪が少ない人は、歳を重ねてもなかなか垂れにくいと思います。

BY Angel-Broadcasting




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