会った事もない人を「嫌う」本当の理由

人は、他人に対して「好き」「嫌い」があります。多くの人に「苦手な人」というのは大抵あります。ただ、特定の人に対する「嫌い」の強度は個人差があります。
他人を嫌う原因は、知人の場合、自分がその人からいじめを受けたとか、嫌がらせがあったというものもあれば、単に、言動や雰囲気、外見等が、生理的に受け付けないから嫌いというのもあります。

しかし、実際「知人でもない」「会った事もない人」に対して「あの人は嫌いだ」と言う人がいます。また、読んでくださってる皆さんにもそういう経験はないでしょうか。実は、私にもあります。では、何故そのような感情が沸いてくるのか、ここで解説します。

地位やお金、名声を持っている人に対する嫉妬や批判が理由

家族や親戚とはともかく、知人というのは、どういう立場の人であれ、全員一度は会った人です。
いじめやハラスメントは当然、会った人から受けたものです。
そして、今後、会うかもしれない人は「名前」だけは告知されても、どんな人かは写真位でしか想像できません。
そのため、直接会っていない人で「嫌い」というのは、メディアの情報で伝わる人物に限定されます。ですから、有名人である可能性が高いです。
他に、考えられるのは、本やネット等での「噂的な情報」で特定の人物の悪評が書かれていて、本人と接してなくて、書かれている事を信じている場合です。

まず「嫌い」という感情は「嫉妬」「批判」が、生理的に強度になったものです。
国会議員が不祥事を起こしたり、災害があっても然るべき対応をしないと、多くの国民から「批判」されますが、そこから「嫌い」という感情になる人もいます。

日本有数の資産を持つ実業家に対しても「嫌い」と言う人がいますが、それは「嫉妬」から生じるもので、理由としてはお金持ちである事や、TVに多く出て目立っていれば「羨ましい」という感情があります。
また、売れっ子のYouTuberに対しての「嫌い」も、お金・有名・やりたい事をできている、と言うものに対する「嫉妬」です。

但し、有名人に対しては、外見に清潔感がないとか、言葉遣いが抵抗ある等、生理的な理由で受け入れがたいから「嫌い」というのもあります。

ただ、この「嫌い」になるのは「自由」です。そして「好き」になるのも「自由」つまり、直接、仕事や生活に関わっていない人達なので「嫌い」なのはOKなのです。

しかし、その嫌いがより強度になると、ネットに誹謗中傷の書き込みをしたり、ブラックレターの手紙を送ったり、極端な例では、個人の場合は嫌いな人の家や仕事先に迷惑行為したり、政治の場合は国会や霞が関にまで出向いて抗議したりします。
そして、それが更に強度になると、他人や組織に危害を加える可能性があるので「嫌い」の感情は持ちすぎると厄介なのです。

自分とは違う属性の人だからという理由

アメリカでは人種差別がまだ強く、アフリカ系の方が無実であっても犯罪者扱いされる事件は、2024年現在の日本でも報道されています。
また、日本でも特定の民族や国籍の人を嫌う人は一定数います。自分達とは違う民族、宗教、政党、つまり自分達とは異質なグループの人という意味で「嫌い」とする人がいます。
社会に対する思想が違う、資本主義と社会主義、自由主義と共産主義、違います。しかし、特定の思想に対する「正義感」「絶対視」が強いと、異質なものに対しては「排他的」になる傾向があります。
それが強度になると、テロや戦争になってしまうのです。
異質なものを受け入れない、超保守的な思想が「嫌い」を生む例です。

上記のように深刻な事ではないですが「京都の人は腹黒いから嫌いだ」というのも、実際の体験より、ネットや誰かの噂を聞いて、先入観で語っている場合が多いです。
しかし、京都に対して「嫌い」という感情が強い人には、実際、京都に住んでみて体験しないと、その感情は変わらないだろうと思います。

自分の好きな異性が、交際している相手だから「嫌い」という理由

これは、リアルの場合と、芸能人等、会った事がない人とでは少しニュアンスが異なります。
リアルの場合、自分に好きな異性がいて、その人が自分の会った事もない人と交際しているとか、好意を抱いているなら、その人に対して「嫌い」という感情は、余程の人を許せる心があり、忘れる事ができる人でないと、出るのは普通です。
男性の場合、許せる男は評価が高いですが、どうしても好きな女性の場合、諦めきれないのが本音です。
恋愛関係の場合、どうしても、奪う・奪われるというのが出てきます。恋人も結婚も男女二人だけで、三人ではありません。二岐かけている方は別です。
そして、特に会った事もない人であれば、どういう人物なのか、気になってしまうでしょう。また、異性と交際していて、浮気の場合は、特にその人に警戒、嫌いという感情が出てきます。

次に、芸能人の場合ですが、これはアイドルに多い例ですが、女性アイドルとある俳優が交際していたとすれば、その女性アイドルのファンはかなり離反する事は想定されます。
その時、その俳優に対して「嫌いでなかった」が、それがきっかけで「嫌い」になるファンも多いと思います。また、これはこちらの頁でも説明してますが、その俳優を元々、他の理由で嫌っていれば、それが増幅されますし、俳優が芸能界で人気になっていくと「面白くない」となり、益々「嫌い」になると思われます。

芸能人の場合は、イメージや出演時の言動や態度で「嫌い」というのもあります。「なんだあいつ、気取りやがって」とか「気に入らない」というものです。
また、容姿端麗で、異性から人気、実際にモテていれば、それに対する「嫉妬」もあります。加えて、音楽やダンス、演技、人間性等の評価、受賞歴等があれば、更に「自分達に持っていないものを持っている」となり、より一層「嫌い」が増大してしまいます。

勿論、嫌いは自由なのですが、その嫌いが強度になると、先述の通り、他人に迷惑をかけるに至る可能性があるので、嫌いという感情を消す事は大事なのです。
会った事もない他人であれば、その人の存在を忘れるか「最初から知らなかった」という風にはできます。

一番、難しいのは、やはり恋愛感情です。好きな異性に、嫌いな人が関わるのは、一番なりたくない状況です。その異性を好きでいればいる程、嫌いな人に対して、普段は沸いてこない負の感情が出たり、感情的になると、揉め事になる可能性があるからです。
そのため、その異性は忘れて、次の恋に行く方が苦しまなくて済むのですが、拘りが強いとなかなかそうもいかないです。
※参考「自分の好きな人や領域に、嫌いな人が関わる場合の対処法」

感情的に「嫌い」で閉めない人は、その人の良い面を知ろうとする

「嫌い」というのは、生理的な感情ですが、何故、特定の人に対して嫌いなのか具体的に説明できる人はいないです。それは感情が先に来るからです。
感情ではなく、冷静に考えられる人は、嫌いな人であっても、その人の良い面を見たり、その人を「知ろう」とします。
しかし、感情が強いと、知る事もしないので、嫌いなままになります。
※参考最も悩んではいけない事は自分の力で変えられない事


BY Angel-Broadcasting

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