実は、時間の経ち方は人によって異なる

人に関わる時間は、三つある

物理学では時間は種類は無く、ただ唯一の存在としてます。宇宙誕生から現在、そして未来もずっと存在し続けます。
科学に詳しくない方だと、掴みづらい概念ですが、時間は地球だけではなく、全宇宙に存在しています。つまり、宇宙があるから時間が存在している、宇宙が無いなら時間がないという事になります。
また、難しい話になりますが、物理学の中の量子力学では、時間は見る事も触る事もできないが、空間と対等の存在としています。

ここからは私独自の解釈になりますが、私は人間を取り巻く時間は三つ種類があると考えてます。

【実時間】
実時間は、科学ではその全容が解明されていない存在ですが、一応、全ての人が認識できる唯一の時間です。
しかし、実時間は物ではないので見る事ができないです。だから、人間は便宜上、実時間に「時刻・年月日」というものを付けました。
そして、時刻から、人が生まれてから経過した年数を年齢として数えたり、国によっては西暦や元号が生まれました。更に、技術の進歩で、実時間は時計という機械により「視覚」で認識できるようになりました。
これは、コンピュータの世界が数字・記号で成り立つのを、映像や音声に変換するのと同じ、またはその逆でもあり、人類の発明です。
この「実時間」は全人類全員に等しく経過する存在です。平等なので、自分と同じ生年月日の人が35歳なら、自分の外見が10代に見えても、その人と同じ35歳になります。住民票に登録された年齢や、社会で使う年齢(芸能人の場合は架空もあるので除く)はこれになります。個人が自由に希望の年齢を名乗れないのが実時間です。

2【精神時間(年齢)】
精神時間にも二つ種類があります。
一つは、自分自身の成熟度で、国や領域によって異なりますが、社会適応に必要な指標です。これは、人によってかなり違います
これは、脳の話で、私は他の頁にて「人によって世界の見え方が違う」としてますが、精神的な時間経過も個人差があると思ってます。
全員が皆一律の精神時間が経過していたのなら、全ての大人が人間的に成熟し、社会的適応力がある人ばかりになっています。
精神時間は、まず、人生経験、特に社会・人との関りにおける経験があり、その上で脳が経験を積んでいく、成長していく過程での「経過時間」です。
その経過時間が、実時間とは違うのは、例えば、AとB二人の実時間は同じ3年間でも、Aは10年間の精神時間を経たが、Bは1か月の精神時間しか経過していないという事です。
ここでいう10年間・1か月とは、実時間において、おおよそ全員の平均が精神的に到達できる期間を基準にしたものです。全員の平均が、実時間と相応の3年間なら、Aは精神時間の経過が速く、Bは遅い事になります。
高校3年間は、全生徒に等しく与えられた期間ですが、精神的に成長できているかは、卒業時点の全員を比較すれば、かなり差があります。
また、入学時に、差があれば、それ以前の中学、小学校の時にも差があったのではないかと言えます。
そして、成人して社会に出ると、多くの人は社会に適応していきますが、そうでない一部の方は、精神時間は経過していない事が多くなります。

もう一方の「精神時間」は自分自身でなく、こちらの頁でも解説しているように、世の中の流れや他人に対しての「時間経過」ですが、これが破綻してしまう人がいます。
他人に対しては、簡単に言うと、現在の姿を視覚的に知らないと、過去のある時期の姿が「最新」になるので、過去の画像や動画を観て「そこのイメージで止まる」という事です。
更に、有名人の場合は、現代はネット検索で画像や動画が出ますが、リアルタイムで時系列に表示されるとは限らないので、今現在が30代でも、10代の時の出演作ばかり見て、TV等で現在の姿を確認していないと、以前のイメージで止まってしまいます。
これは、自分の好みで選択するので、リアルタイムで他人の変化を追わないからそうなります。特に、画質・音質が鮮明だと、過去の映像を見ても過去と思えにくくなります。※参考「デジタルは時間を止めた」
社会や他人に対する「時間」の経過そのものが無く、破綻している例です。
また、学校や職場といった外部で、他人と世間の話をしない、社会の流れをあまり意識しない場合もそうなりやすいです。
そして、これらが、外見に影響するかは次で説明します。

3【身体時間】
身体時間とは、身体の健康状態や細胞の若さ、そしてそれが外見上で見える形で、全員の平均値の何歳くらいか、というものです。
そして、身体が外界の空気に触れて、感覚的にどれくらい時間が経過したかというのを「体感時間」と言います。

実時間は等しく経過しますが、同い年なのに「外見上で老けるのが早い人」と「あまり変わらない人」「雰囲気や言動が中年っぽく変貌した人」「前より若くなった?人」がいます。
メディアや医療、美容業界、化粧品メーカー等は「皆、平等に歳をとる」「〇歳になったらこうなる」という発信をします。これは、過去の統計学によるサンプルからの平均値をとった資料によるものです。
ですから、当てはまる可能性は多数の人はあると思います。
しかし、この世には「例外」もあります。

メディアや業界は「例外」をサンプルに発信はしません。何故なら、売上にならないからです。大きく商売するには、なるべく大多数の人達をお客様にしないと成り立たないです。
これは、インフルエンサーの発言も同じです。彼らは多くの人が自分の発言に影響されるから、インフルエンサーです。拡散されない、少しの人しか相手にされないなら、そう呼ばれません。彼らは「不特定多数のマス」を相手に発信しています。そのため、本音はわかりません。
また、過激ではない、生真面目な綺麗事は、多数が興味持たないので、言わないです。
実際、あるインフルエンサーの方は、現代社会において「子供が夢を目指す事について、遺伝や環境や時勢で決まるから諦めた方が楽」と仰ってますが「例外は除く」とも発言されてます。インフルエンサーも雑誌社もある程度「どういう人達が自分の発言に影響されるか」想定しています。例外相手に想定した発言ではないです。

身体時間の経過の差は、私は遺伝子レベルの作用だと思っています。ですので、先述した「精神時間」が影響しないとは断言できません。
ただ、これについては「歳をとらない人の「世界」の見え方」で解説しています。

ここでは便宜上、時間としていますが、正確には身体の老朽化度です。
人間は、機械ではなく「再生が可能な生命体」です。
まず、機械は製造して使えば使う程、劣化しています。本体や部品に関しては摩耗や外的な損傷が、温度・湿度・電磁波等の影響も受けます。そして、電池やエネルギー系のものは消耗品です。そして、故障したり破損すると部品を新品に交換したり、壊滅的な破損や、デジタルデータでなければ、物理的には、何年経とうと再生可能です。

対して、人間は、年数に応じて衰退しやすいです。これは、細胞分裂、細胞の再生力が年数に応じて減少する、と統計的にはされているからです。
但し、遺伝子レベルの科学はまだ全てが解明されていないので、これも「例外」は言えません。
成長期に関しても、ネットでも、本でも、科学的にこれまでの「過去の統計=常識」でしか語れません。そのため「18歳超えたら身長は伸びない」「20歳すぎても身長伸びるのは異常」「骨端線は閉じると開かない」という事しか言えないのです。
機械と多く異なるのは、脳や筋肉といった部位は使わないと衰退する、使う程、鍛える程成長していくという特徴です。適度な運動=身体を使う人の方が、外見的に若い人が多いのはそういう事です。また、姿勢は、骨格や内臓にも影響します。人間の内部は機械とは違い、永久に同じ位置にないです。

また、年数に応じて衰退というのは、子供の時より、学生、大人になると、外に出る機会が増えて紫外線や有害な刺激を浴びる、子供の時に考えなくても良かった仕事・家庭・お金・人間関係の事で悩みストレスが増える、更に喫煙や禁煙、不摂生な生活習慣、といった要素が身体に悪影響だからです。

細胞再生力は、個人によって異なるので、再生力が驚異的に強い人であれば、成長期も長く、または成人後も成長期に準ずるくらいの細胞分裂が発生するのだと言えます。
身体時間の違いは、成長と老化という遺伝子レベルの作用に密接に関わっているかもしれないのです。

完全な根拠もない暴論ですが、相対性理論は、重力は時空の歪みによって生じる事を、数学で示しましたが、人の細胞を取り巻く「超ミクロ」な領域、細胞の素粒子レベルにおいても時空は歪む、つまり、一人一人、細胞内で経過する時間の経ち方は曲がる=異なるのかもしれません。
対極のマクロな宇宙規模の領域でも「時間も曲がる」そうです。量子力学では空間と時間はセットで考えます。

子供のままの人は子供の時は昔話ではない

20年前が「つい最近」の人と、5年前が「昔」の人では体感時間が違います。

人は自分を取り巻く環境の変化と試練によって成長し、得るものも大きいが、その乗り越えた分だけ、若さを失うという代償がある

これはこちらの頁でも説明していますが、例えば、愛する人と出逢い、結婚をした場合、周囲の人からは祝福され、2人は愛で結ばれたのですから、客観的には「羨ましく思う」人が多数です。
しかし、現実問題として、経済的な問題はないのか、今後の2人の人生はどうしていくのか、という事を考えると、独身の時代に比して不安要素は増えます。
恋愛と結婚が別物とされるのは、結婚は2人だけではない、お互いの親族が関わる問題で、子供が生まれる場合は子供を主軸にした将来設計を立てなければならないので、経済的な事はとても重大なのです。
お金に余裕があるとか、周囲の人が助けてくれるような恵まれた環境にない限り、自分達の力で生活ができる、子供の将来に悪影響にならないような経済観念を持たないといけなくなります。
独身の時は、お金の事は自分の範囲内だけ考えればよかったですが、配偶者や子供の生活まで考えないといけなくなります。

また、今後、他の異性と交際するというのは、結婚した当初は「あり得ない」とお互いが思っていますが、実際、浮気や不倫は起こる例がある事、特に男性は、ある程度の年齢になっても性欲があるので、好みの魅力的な若い女性と出逢うと交際する可能性もあるという事、夫婦がお互いに出逢った当初のような「情熱的な恋」が歳を重ねるにつれて冷めてしまう傾向にある事、つまり、結婚したから絶対、夫婦以外とは男女関係を持たないとは保証できないです。
そのため、恋愛に軽い、女遊びが多い男性は、結婚後もそういったトラブルを起こす可能性が高いです。

更に、自由でいたい、住む場所や職業を転々と変える人も、定着できないので結婚は向きません。芸能人のうち、ミュージシャンの離婚率や遊ぶ比率が高いのは、若い女性と出逢うきっかけが多い事と、ミュージシャン自身が「いつまでも青年でいたい」気持ちが強い方が多い、アーティスト・表現者ですから「芸術家」な方が多いので、ごく一般的な家庭を築けないのだと思います。

要するに、得るものはあっても失うものもあるのです。周囲から羨望の的で見られても、それは一時であり、結婚の場合は、何かを諦めた、覚悟を決めた、責任を負う事を承諾した、自由は無くなる、というのを意味します。
自分の人生において「果てしない夢・可能性」を求め続ける人は、家庭を持つというのはその可能性を閉ざす事です。家庭を持つ事と自分の叶えたい夢に向かって進む事は両立は難しいのは、過去の例で示されてます。
但し、その夢というのが、例えば、家を買うとか、会社での昇進とか貢献であれば、努力次第で実現はできます。つまり、家庭を持つというのは、叶えられる夢の範囲が、多くの人が頑張れば手に入るものに狭まれるという事です。

例外的に、日本有数の成功者とされる実業家の話ですが、かなり若い時にご結婚されお子様もおられましたが、安定した収入のある会社員ではなく、実業家・発明家でした。借金もあったそうです。最初から富豪だったのではありません。
そのような不安定な経済状態、先行きも不透明、それでも、奥様と結婚されてます。
結婚する相手の経済状態は関係なく、愛するから結婚する人もかなりいます。お金の事はお互いが助け合っていく、それを乗り越えられた2人こそ、本当に永遠の愛なのです。
しかし、夫婦の離婚の理由は、DV等の暴力や、経済的な問題、子供への教育方針の違い等です。

仕事だけでなく、家庭を持つ大人は、課題が多い、それも自分の夢を叶えるための課題ではなく、自分ではない配偶者や子供、同僚や部下のための課題が多いです。
このような生活を続けると、消費、娯楽、余暇でのリフレッシュはあっても、次第にストレスが蓄積され、身体も衰えていきます。もう、二度と青春時代には戻れなくなります。

成功した実業家の方々は、若くして成ったアメリカや中国の一部のIT実業家を除き、殆どが歳を重ねてから実っています。そういった方々には「若さ」は失われていますが、試練を乗り越えただけ「信頼・名声・大きな富」を手にしています。


BY Angel-Broadcasting


お金以上に大切なのは時間と言うが、時間以上に大切なものが実はある

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