不安感と嫌悪感を与える表現のサイトが増えた最大の理由

結論から言うと、印象に残ればどんな手段でも使えばいいという発信者が増えたため

これは「メディアは~」でも言及していますが、ネットで商売をする参入者が増えすぎたために、既に大きなネームバリューがある大手企業や有名人、ブランド以外の方は、SNS経由か検索でサイトに辿り着くので、特に個人レベルで商売をしている業者としては、何らかの方策をしないと見てくれない事情があります。

ただ、技術や信頼といったものがあれば、正攻法でも充分なのですが、そういった実績がない業者は、少々過激な文言を使って、集客に繋げようとします。

私が知る限り「特定の業種」のサイトに、人の不安感を抱かせるような「誘導文言」は多いのですが、その業種はここでは話しません。

人の不安感・嫌悪感を抱かせてインパクトある記事を書いているのは、既に説明したように、大衆向け週刊誌や経済誌等のWeb版です。但し、今回は大手メディアではなく、個人レベルです。

大手メディアの一部は、近年、検索してヒットする記事について、文末に「の末路」「ワケ」と言った語句を入れたがります。他には「バカでもわかる」「頭が悪い人は」という文言です。なお、これは私が知る限り、2015年時点で既に使われていた手法です。
「理由」「訳」と書かず、カタカナにするのは、大衆向け雑誌が行っていたのを、真似ています。つまり、経済誌までが、ゴシップを扱う週刊誌と同じに成り下がっています。

大手経済誌は、本来は高度な記事を書くべき路線です。何故なら、本来の購読者は、一概に言えないですが、現役世代が多く、学生・無職やフリーターや中小の自営業者よりも圧倒的に会社員が多い、それもある程度の学歴と年収があり、経済や社会、世界の動向に敏感で、学力も高いと思います。
しかし、近年の経済誌は、紙媒体が売れなくなり、Web版で広告収益を得なければならない、その為に「芸能」「ミーハー向け」の話題も採り上げてますが、本来の購読者はそういう話題はどうでもいいと思っているはずです。
または、近年は若い女性に投資や経済に興味がある方が増えているからでしょうか。
これだと、キー局のバラエティか報道か区別つかない番組と同じです。

更に問題なのは、特定の層に対してネガティブな表現をする事です。有名なのは「子供おじさん・おばさん」「底辺」といった語句です。
若者言葉の感覚で軽い気持ちで使っているかわかりませんが、引きこもりや自閉症、それに関する問題は軽視できない、特定の方々を名指ししていないとはいえ、面白おかしくPV数稼ぐ為に記事を書くのはどうかと思います。これも、ゴシップ雑誌と同じです。

また、インフルエンサーの過激発言が効果がある?ので、それを真似ているのかもしれませんが、経済誌は、作家や経済の専門家よりも、インフルエンサーの発言が掲載される事が増えてしまいました。

ただ一番の問題は、個人発信者です。有名所がやる事を流布するかのように真似をして、品の無い表現を使い始めているのです。効果があるとでも思っているのでしょうか。
そして、インフルエンサー本人も発言していますが、インフルエンサーやこういったメディアの価値を認めているのは、一部の国民です。
だから、必要がなくなれば彼らも表舞台から姿を消すはずですが、まだ、TVやネット・本で存在感があるのは、観る側に原因があるのです。

私がこういった表現に違和感があるのは
・特定の人を指してはいないが、ある程度の層を示唆している時に使われるから
人に不安感や絶望感、嫌悪感を抱かせるから
・面白半分で書いているという不真面目さが感じられるから
品が無い、汚い表現だから
・人を階級などで差別的に分けて、表現する時に使う文言だから
・インパクトを残して、メンタルの弱い人を誘導させ、商売に繋げようとするから

By AngelBroadcasting

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